第16章 人間関係のIQ
歌い手の父親が、歌い手の妻が前の結婚で産んだ、歌い手にとっての義理の娘と結婚するところから始まる
既にわからない
それ
血縁関係を理解するのに高度な知能が必要というのを体感
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一体何が合ったのかが気になる
血縁関係のもつれを解き明かすことにあまり関心のない社会もある。
もつれについてじゃないけど、結婚するときに日本の戸籍制度について説明する機会があり、意味不明だった。必要になった経緯はあるとは思うけど、それを今でも使っている日本、結構不思議な国だなぁ。
たとえば数のように、それを表す語彙をほとんどもたないようなカテゴリーを理解するのにピラハが苦労していることから考えると、こちらの説はもっとのなものに思われる
何かを定義して命名するまでは認知できないというのはわかる
自分も自分が語彙として持ち合わせていないものを理解するのは苦労する
一世代さかのぼると、さらに多くの血縁者が必ず加えられる。このことは、人間の進化において社会が重要であることの証しとなる。最も近い血縁者だけとは限らない家族ではなく、社会こそが、私たちの心的世界に不可欠な要素なのだ。
ここで社会に戻ってきた。なるほどなー。
世代をさかのぼっていくたびに指数関数的に血縁者が増えていくから認知コストが上がっていくのか。それと、区別してメリットあるかというのが比較されて、言葉として生まれるとかなのかな。
先祖について口にすることは、ブッシュマンにとって縁起の悪いことであり、多かれ少なかれタブーとされていた
意外だ。こういうの、自分だとネイティブアメリカンのイメージが強すぎる。
一方で一万年の旅路みたいに延々と語り継いでいる部族もいるんだよなぁ。面白い。
ほんそれ
オーストラリア先住民は死者のことを絶対に口にせず、そのために死者は一世代のあいだに忘れ去られる。なんと、一部のアボリジニのあいだに見られる言語の変化には、ある人の名前と偶然に似ている単語は、その人の死後、使うことを避けなければならなかったという驚くべき背景があった。そのために、新たな単語を考案しなければならなかったのだ(30)
なんという無理ゲーを。。。
使える単語めっちゃ少なくなる。。
2022-12-13
血縁関係についての詳細な知識は、人間の生活にとって不可欠なものではなさそうだ。1か2より大きい数を表す言葉をもたない部族と同じように、社会によっては、血縁関係のもつれを解き明かすことにあまり関心のない社会もある
血縁関係を権力の維持や正当性のために強調する文化?もあればそうでないのもあるのが面白い。前漢の末裔の劉備とか中国は血筋をもって正当性を主張している傾向があるような。マヤも多分そうな気がする(調べてないけど))
この辺の祖先の話をみていると、メキシコ?の死者の日の文化とかふくめて祖先に対する敬意のもちかたが顔写真がある世代までみたいな現代っぽさふくめてなんか面白いなーって思った。
遠い祖先、数世代の祖先、自分くらいのわけかたというか。
アルゼンチンアリの社会は、まったくもって緊密な家族ではない。巨大なスーパーコロニーには、遺伝子が異なる複数の女王がいる。
知らなかった...てっきりコロニーには女王アリ単体だけいるのかと思ってた。面白い
細かい部分だけど、ひらがなの「きょうだい」と漢字の「兄弟」はどういう意図で使い分けているんだろう?性別関係なくって部分を強調したくて使っているのかな?
一方で社会は純粋に私たちの想像によって作られた共同体であるにもかかわらず、人間の精神と思考において根本的で不可欠な役割を果たしているというものである。そうなる理由は、誰が社会のメンバーとして扱われるべきかについての選択が、その人がたまたま血縁であろうとなかろうと、生き残るのに非常に重要なものになりうるからだ。人がよそ者であると認識されると、すべてが白紙に戻される
社会は想像上のものでかつ重要だなと感じている自分がいるが、その理由が生き残るために由来しているのはなるほど確かに?と思った。